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とっても恐い追証

最終更新日:2008年10月6日

信用取引で恐いのが追証だ。追証とは次のことである。信用取引をして、手持ち株の時価総額に担保割合を掛け合わせた金額が、信用取引口座に振り込まれてる担保金を下回ったとする。このとき投資家は、足りなくなったお金を追加で支払う義務が消磁する。この支払い要請が追証なのだ。

つまりこういうことだ。手持ちの信用ポジションの価値が減ってしまい、信用を失ってしまった。なんとかして取り戻さないと、借金を前提にした取引を続けてくれなくなる。そこで信用を取り戻すべくお金になり、これがすなわち追証なわけだ。

追証の恐怖は投げ売りにある。多くの投資家に追証が次々と求められると、特定銘柄の投げ売りを誘発してしまうことがあるのだ。たとえば相場が過熱したとき多額の買いが入る。このとき、レバレッジを聞かせるために、信用取引の買いポジションが多く取られることがある。こうして、信用買いの残数が、信用売りの残数を大きく上回る事態が起こる。こうなったら、よほどの買い支えが無い限り、株価の上昇はいずれストップする。

ここで逆に相場が急落したとしよう。このとき追証が一気に発生する。雪崩を打った追証によって、信用買い残の大量の投げ売りが始まり株価を急落させる。株価の急落はより一層の追証を発生させるので、耐えきれなくなった投資家が買いポジションをさらに手仕舞いしてしまう。

追証の発生によって担保金を振り込むとき、猶予の期間は短い。通常は3営業日程度だ。時間も手持ちのお金もなければ、今持っている信用買いの株を売ってしまい、担保金を取り戻さないといけない。こうすれば取り敢えず急場をしのげる。

もしも担保金の追加振り込みが不可能な場合、証券会社は非情である。ポジションを強制的に手じまいしてしまうのだ。これをやられると損失が確定してしまう。もし担保金がマイナスになってしまったら、恐ろしいことに証券会社に対する借金に様変わりしてしまう。

というわけで結論は次の通りだ。信用取引では現物株を取引するとき以上に素早い対応が求められる。トレンドを見誤ってしまったなら即座に損切りをすべきだろう。また担保金をフルに使い切ってしまう取引も出来る限り避けた方がいい。油断すると担保金はあっという間にゼロになってしまう。

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