サイコロジカルとは、人間の心理に基づいたテクニカル指標一種で、現在を含む特定期間内に、株価が上昇した確率を表す数値だ。
極めて簡単に計算できる。通常、計算期間を12日で取る。投資の法則でも、12日間を採用している。この期間内に、株価が上昇した日の数を数える。前日と変わっていない場合は、上昇したとはみなさないことが多い。上昇した日の数を、計算日数で割って、100を掛ける。これでサイコロジカルを算出できる。
サイコロジカルの値は、0%〜100%のいずれかを取る。12日連続で株価が上昇したとき、サイコロジカルは100%となり、逆に12日連続して株価が値下がりしたときには0%となる。普通、20%〜80%の値を取ることが多いようだ。この性質は RSI に良く似ている。
12日のうちの10日、株価が値上がりすれば、 RSI は83.3%となる。ルーレットのようなもので、これ以上同じ目が出る(値上がりする)可能性は低いと判断でき、売りのタイミングとみなせるわけだ。
逆に12日のうち2日、株価が値下がりすれば、 RSI は16.7%となる。これもルーレットのようなもので、これ以上同じ目が出る(値下がりする)可能性は低いと判断でき、買いのタイミングとみなせるわけだ。
ただし、サイコロジカルはあまり信用しない方がいい。ダマシとなる可能性がかなり高いからだ。そこでサイコロジカルを RSI や移動平均線乖離率などの他の指標と組み合わせるなどして、補助的な指標として参考程度に用いるのがお奨めだ。
余談だが筆者はサイコロジカルをあまり当てにしていない。そのため投資の法則でも、サイコロジカルのランキングも特に掲載していない。たぶん、他のどんな投資系サイトでも、サイコロジカルのランキングを掲載しているところはないと思う。証券会社が提供しているデータベースを利用すれば、サイコロジカルの値を元に銘柄をスクリーニングできるので、興味のあるかたはそちらを利用して欲しい。
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