グランビルの法則とは、有名トレーダーのジョセフ・グランビル氏が考案した、株式売買の成功の法則だ。買い、売りともに4つの法則がある。以下では、売りの法則その1を紹介しよう。
グランビルの売り法則1は、上昇傾向が落ち着いて徐々に下向きになりつつある移動平均線を、株価が上から下に突き抜けたときに得る、というものだ。株価が上昇傾向にあるとき、移動平均線も同じように上昇していく。しかし株価が上げ止まって下落に向かうと移動平均線も遅れて同じ傾向を示す。
そこで株価の曲線が移動平均線を上から下に突き抜け、さら移動平均線も下落傾向を示し始めたとき、株価が天井に達してこれから反落すると見なして、売り注文を出すことになる。
株価が天井に近い位置で売るので、うまく当たれば利食いの効果を最大限にすることができる。また、空売りであれば、値下がりによって得られる利益の値幅は非常に大きくなる。
ただし、この売り法則1を満たしたからといって、必ずしも、株価が下落するとは限らない。天井に達したようにみせて、さらに上の天井を目指すこともよくあるのだ。
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