株を買うためには、証券会社に口座を開かなければならない。つまり証券会社を通じてではないと、株式(正確には上場企業の株式)を買うことができないのだ。
株式は、東証などの市場において流通している。しかし東証に直接出向いて「どこそこの株を売ってくれ」などと頼んでも、だれも相手にしてくれない。証券取引所は、基本的に証券会社としか直接の取引をしない。一般の投資家、個人投資家はもとよりヘッジファンドなどの機関投資家にしても、かならず、証券会社を通じてでないと、上場株式を買えないのだ。このことは、株式に限らず、先物、オプション、ワラントなどのデリバティブでも同じことだ。
つまり証券会社はブローカー(仲買人)としての役割を果たしている。証券取引所が各投資家と直接のやり取りをするには、数が多すぎて煩雑になるし、そのためのインフラ作りも大変だ。そこで各証券会社が、それぞれのやりかたで投資家に株式売買のインフラを提供し、受けた注文を取引所に流して、売買を成立させる。このようにして初めて、円滑な取引が実現されるのだ。
繰り返し説明するが、株を買ったり売ったりするのは、証券口座を開き、証券会社に注文を出さないといけない。いまではインターネットを通じて、各社の口座を気軽に開けるようになっている。
次の項目では、証券口座の開き方について説明したい。
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