信用取引は借金を前提にしている。この事実を、君は決して忘れてはいけない。借金はタダではできない。お金を借りれば借りた額に見合う一定の金利を支払う必要が生ずる。信用取引でも例外ではない。信用取引では現物取引と異なり、売買して手に入れた株を持ち続けると、保有期間に応じた一定の金利を証券会社に支払わなければならないのだ。
信用取引では現物取引と異なり、まず株を売ってから、あとで買い戻すこともできる。そのため、相場が下がる局面でも、うまく取りひきすれば利益を出せるのだ。つまり信用取引を有効に利用すれば、現物取引に比べて儲けるチャンスを倍増させることができる。もっとも、ここでいう倍増とはあくまで機会が増えることにすぎず、まかり間違えば損失が倍増してしまう事態ももちろん、起こりうる。
信用取引は株式投資のチャンスを大きく広げてくれる。しかし、チャンスが広がるところには必ずリスクもつきものだ。特に信用取引では、最大で担保金の3倍の取引が可能となることから、下手をすれば予想以上の損失を被ることもある。
とくに信用取引で売買した株はすべて借金を元にしたものだとの認識を、いつもしっかりと持っておいた方がいい。
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