信用残増加率とは、信用買残および信用売残の増加した割合を示す指数である。買残増加率は、今週の信用買残が先週の信用買残に比べてどれだけ増加したかを示し、売残増加率は、今週の信用売残が先週の信用売残に比べてどれだけ増加したかを示す。いずれも、最小の場合は0%になる。最大の値は理論的に無限大である。とはいえ、通常、高くても1000%(つまり10倍)程度になるだろう。もし先週の信用買残が1,000で、今週の信用買残が2,000なら、買残増加率は100%になる。
買残増加率が高いことは、それだけ、信用買残が増加したことを示す。そのため、信用倍率も通常は増加する。逆に、売残増加率が高いことは、それだけ、売残増加率が増加したことを意味する。この場合、信用倍率は低下する。
増加した信用買残は、いずれ、売り圧力として作用する。一般信用取引なら半年以内、無限信用取引でも金利が高いので、遠からず、反対売買をして手仕舞いする必要に迫られる。したがって、買残増加率が高く、信用買残が急上昇した銘柄は、いずれ、下落のリバウンドがくると見て間違いない。
逆に、増加した信用売残は、いずれ、買い圧力として作用する。つまり売残増加率が高く、信用売残が急上昇した銘柄は、いずれ、上昇のリバウンドがくると見て間違いない。
いずれにせよ、買残増加率や売残増加率の大小は、投資判断を下す上で有力な材料となるだろう。たとえば売残増加率が高く、逆にやRCIが低くて割安の銘柄については、将来の買いリバウンドを期待できるものだと捉えることができる。投資の法則では、各銘柄ページに、買残増加率・売残増加率の両方を掲載している。他のテクニカル指標と併用した上で、ご活用いただきたい。
また、買残増加率のランキング、売残増加率のランキングの両方を掲載している。なお、あくまで増加率なので、比較する前の週の買残や売残がゼロの場合、増加率はいずれもゼロになる。そのため、まったくのゼロから急激に買残・売残が増えた場合には、ランキングに引っかかってこない。この点は、何らかの形でうまくランキングに掲載できるようにしたいと考えている。
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