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どれだけ枠を使うか

最終更新日:2008年10月10日

信用取引の枠をどれだけ使うべきか。容認できるリスクの程度によって、決まるといってもいい。また投資の経験やスキルによっても決まることになる。

信用取引では保証金の約3倍まで取引が可能になる。たとえば100万円保証金を用意した場合、最高で300万分の信用買い、カラ売りが可能となる。ただしあくまで最大の値なので全ての枠を使う必要は必ずしも無い。

枠を最大限使い切った場合、思惑通りに株価が上がれば(カラ売りの場合は下がれば)儲けは3倍に膨れあがる。うまくいけば確かにおいしい取引だ。

しかし相場は時として急落する。もしこのようなとき枠を最大限使ってしまっていると、すぐに追証が発生してしまう。だから枠をぎりぎりまで使うのはよほど自分の判断に自信があるときだけにしたほうがいい。あるいは追証が発生したとしてもすぐに追加振り込みできるだけの余力がある場合かだろう。

筆者がお奨めするのは保証金と同じ額取引に限定することだ。これなら思惑が外れて含み損が発生したとしても保証金には余裕があるので、すぐに追証が発生しない。その分だけ心に余裕が生まれる。余裕があれば取引にも冷静になれ、結果として良い判断ができる。

ただし信用取引の買いを保証金と同じに限定するのでは、現物取引との違いが生まれないのであまり意味がないかもしれない。だから筆者は信用取引を売り専門に限定すべきだと考える。たとえば信用取引するならヘッジ売りに限定することによって、相場の急落に備えたり、理由があって売りたくない銘柄を安定して保持したりすることに利用する。

いずれにせよ信用取引は下手をすると大やけどするほどリスクので、無理は禁物である。

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