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ボリュームレシオ

最終更新日:2008年10月6日

ボリュームレシオとは、ある計算期間内における株価の上昇・下落の度合いを、出来高の観点から指数化したテクニカル指標だ。一般にはVR1およびVR2の2つを算出する。前者は、株価上昇時の出来高と、株価下落時の出来高との比率を表し、後者は、株価上昇時の出来高が、計算期間全体の出来高合計を占める割合を表す。

ここで、「UP」を、計算期間内において、株価が上昇した日の出来高の合計とする。また、「DN」を、計算期間内において、株価が下落した日の出来高の合計とする。また、「SM」を、計算期間内において、株価が変わらなかった日の出来高の合計とする。

このときVR1は、次の式によって算出できる。つまりVR1=(UP+SM÷2)÷(DN+SM÷2)となる。

一方でVR2は、次の式によって算出できる。つまりVR2=(UP+SM÷2)÷(UP+DN+SM)となる。

このように、VR1の値からは、ある計算期間内において、株価上昇の度合いが、株価下落の度合いに比べてどの程度大きいのかを知ることができる。計算の原理上、株価上昇時の出来高が大きくなればなるほど、VR1はより大きくなる。つまり、値に上限はなく、極限には無限大にまで到達する。

一方でVR2の値からは、ある計算期間内において、株価上昇の割合を知ることができる。計算の原理上、VR2は最大でも100%にしかならない。つまり計算期間内の全ての日において、株価が上昇したとき、VR2は100%となる。逆に全ての日に株価が下落したときには、VR2は0%となる。

VR1・VR2が高いことは、ある期間内に、株価が勢いよく上昇したことを意味する。逆に低いことは、株価が下落したことを意味する。

ボリュームレシオだけに基づき銘柄の売り・買いを判断することはほとんど無い。通常、 RSI と組み合わせて利用することがおおい。たとえば RSI とボリュームレシオの双方が高い値(たとえば RSI =80%、VR2=80%)とき、株は買われすぎと判断できる。また、 RSI よりも先にボリュームレシオが天井の到達してしまったとき、株価が上昇しているが、出来高が伸び悩んでいることを意味する。したがって、そろそろ株価上昇の勢いが鈍り、売り時と見なすことができる。

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